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2020/09/24 (Thu) 22:50
前回の記事からのおさらい


RIDLEYの自転車を用意しました。

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簡単に細部の写真で最初の状態を紹介しておきます。

ハンドル周りはリドレーオリジナルパーツブランドの4ZA(フォルツァ)のパーツがメイン

元がXXSサイズ(約160cm前後)の完成車に付属するパーツ類な訳ですから

相応の身長の方向けに各パーツも小さめのサイズがチョイスされてアッセンブルされています。

私の場合では完成車の選択肢が殆ど無いので羨ましい限りです。

ドロップハンドルはリーチ(突き出し量)も短く70mm以下だと思うのでかなりのショートリーチ

ドロップも小さく手の小さい人には使い易い仕様になってます

軽量化、振動吸収性、低重心化の効果が期待出来るカーボンハンドルにしたい所ですが

この仕様なら重さも多少は我慢出来ます。



ちなみに

幅が広いハンドルならアルミ製でも良いのですが幅が狭いハンドルはカーボン製を勧めます。

理由は簡単です。

幅が広いハンドルでは軽くて硬い6000や7000番台のアルミを使用したハンドルでも良いのですが

幅が狭いハンドルで上記のアルミだと硬すぎて狭い幅では十分なしなりが得られません。

性能差が生まれても安価で売る為にもサイズ毎に設計出来るだけの利益が見込めません。

十分な利益が見込めるカーボンハンドルではサイズ毎でカーボンハンドルを生産するのに

カーボンシートの幅や編み方、レイヤーの重ね方でサイズ毎に剛性コントロールが出来ます。

俗にいうコピー品等の中華カーボンでは製造ラインでの品質管理が行われているかは不明ですが

ブランドの最新の物は人の手が入る事でヒューマンエラーの可能性が有る事から

生産ラインのオートメーション化を行い、人の手が入る作業を可能な限り減らしています。

今や大量生産の商品ではハンドメイドは製造上のミスに繋がるリスクとみなされます。


シートポストとサドルも4ZAオリジナル

最初はシートポストもこのバイクに付属しているオフセット(後退幅)が有る物よりも

オフセット無し、若しくはオフセットが短い物の方が良いと思ったのですが

ジオメトリー(前回記事参照)を見た限りだとオフセットは20mm前後は許せそうです。


サドルもごく普通のサドルですが

初心者向けなのかクッションは厚めです。

最近の傾向では幅が広めで短いサドルが人気です。

お尻を乗せると言うより骨盤を乗せる為に幅が広めの設計が

2010年以降から一部メーカーに推し進められていましたが

近年で幅が広いサドルのトレンドが一気にブームとなってエンドユーザーに広まった感じです。

この完成車は2015年モデルで、まだブーム前ですから幅もそこまで広くありません。


ドライブトレイン(駆動伝達系統)はSHIMANO 105(5800系)

前ギア2段×後ギア11段の22段変速のコンポーネントで纏められています。

クランクのみグレード外品のFC-RS500(11速対応のTIAGRA~105間グレード相当品)

50-34/11-28のギア比なので最近では普通になった完成車で採用されるデフォルト仕様です。


ブレーキキャリパーはSHIMANO BR-R561

こちらも先ほどのクランクと同様にシマノのグレード外商品でTIAGRA~105間グレード相当品

まだシマノのブレーキを採用しているだけ良心的と言えます。

モデルによっては他社(サードパーティ製)を採用する事も多くある部分です。

日本の道路事情で乗るのであればブレーキはよく効く方が良いでしょうから

ここをシマノにしたのは賢明ですし価格相応のアッセンブリーでしょう。

ちなみに海外ではサードパーティ製が多く、またその要望の方が受け入れられている様です。

その辺りはやはり日本と海外での道路事情が大きく関わっていると思われます。


とりあえずバラしてフレームとフォークだけにしてみました。

今回、フレームとフォークはガラスコーティングを行います。

使用するガラスコーティングはクレストヨンドの「ガラスの鎧」ですが

コーティングを施工する前に下地となる塗装面の研磨作業を「煌機(きらめき)」で行います。

施工する塗装面は目で見ているには綺麗に見えますが実は割とガタガタです。

そのままガラスコーティングしても効果はもちろんありますが

ポリッシャーで表面研磨で滑らかにしてからガラスコーティングを施工するとより効果的です。

ポリッシャーで磨いただけでも磨いてない所と見比べれば新品のフレームでも

新品以上の艶になるので元々はそこまで綺麗じゃないと分かります。

クレストヨンドのガラスの鎧のガラスコーティングはよくあるガラス系コーティングではなく

ガラスそのものを表面に施工するタイプのコーティングです。

元々は自動車のコーティングで行われていた物を自転車用にカスタマイズされたものです。

煌機のポリッシャーも自動車の様な平面で大きなボディと違い

殆ど曲面の自転車を均等に磨く為にカスタマイズされた専用のポリッシャーです。

どちらも個人では施工は出来ず取り扱いのある自転車ショップで施工依頼が出来ます。

私が昔々あるショップで働いていた時に個人的に全部買って

スリースターテクニカルショップの販売&技術研修も受けた事もあったのですが色々あって…。

Mさんには本当に色々とご迷惑お掛けして…。

ちなみにフレームが撓る程度ならガラスが割れる事はありません。

また厚みもミクロン単位なのでミリ単位で厚みが変わってしまう事はありません。

重さはフレームサイズ(施工する表面積)によって変わりますが数グラム位は増えるでしょう

重さを気にする方はそもそも施工しないでしょう。

しかし施工後の汚れの付き方も全然違うのでコーティングしておいて損はないと思います。







上記6枚の写真で最初の状態です。

シートチューブリーマー、BBネジさらえ、BB面出しは終えてます。

普通に綺麗ですがこれから磨き作業を3段階で行います。



ウールバフ研磨

最初の下地磨きですこれでも結構綺麗になります。



ウレタンバフ細目研磨

光の反射具合と蛍光灯の映り込みが見える様になりました。



ウレタンバフ極細目

全体的に明るくなり蛍光灯以外の映り込みがハッキリ見える様になりました。

という感じです。

コレ、煌機のポリッシャー研磨だけでガラスコーティングはまだ施工してません

ここからガラスコーティングのガラスの鎧を施工します。


煌機による研磨済み、ガラスの鎧施工前フレームフォーク

これだけでも最初の研磨前より全然綺麗になっています。


煌機による研磨済み、ガラスの鎧施工後フレームフォーク

光り方と反射具合が変わりました。

あまり近くに寄って写真を撮ると映り込んじゃいます。




この施工後に更に「ガラスの甲冑」と言うプレミアムコーティングもあるのですが

今回はガラスの鎧までにしてこの後で最後の仕上げで

ガラスの鎧の保護を行える簡易コーティング剤「ガラスの盾」を表面に塗布して完了です。

ガラスの盾を塗布するとずーっと触っていたくなる位に表面がツルツルヌメヌメになります。

ここまですれば汚れも付く難く付いてもマイクロファイバーウエスで拭いたり

泥等も水を掛けるだけで簡単に落ちる様になるので綺麗な状態を維持し易くなります。

せっかくの自転車ですから綺麗な状態で乗りたいですからね。



次回以降の記事ではロードバイクの再組立てを記事に出来ればと思っています。

色々と調べながら書く為に時間が掛かってしまうので気長に待って頂ければと思います。
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