2021/01/19 (Tue) 21:15
前回RIDLEY LIZのフレームとフォークのガラスコーティング作業を行い
今回は組み立て作業を行う事になる訳です。
この企画の目的は弱虫ペダルに登場する東堂尽八が乗るロードバイク
RIDLEY DAMOCLESを可能な限り再現する事を目標としています。
アニメと漫画でバイクが異なるのでフレームは漫画に寄せて
残りのパーツ類はアニメ基準(カラーが分かり易い為)に寄せようと思います。
今回は組み立て作業を行う事になる訳です。
この企画の目的は弱虫ペダルに登場する東堂尽八が乗るロードバイク
RIDLEY DAMOCLESを可能な限り再現する事を目標としています。
アニメと漫画でバイクが異なるのでフレームは漫画に寄せて
残りのパーツ類はアニメ基準(カラーが分かり易い為)に寄せようと思います。
関連記事
弱虫ペダルに登場した自転車を組んでみたい。①
弱虫ペダルに登場した自転車を組んでみたい。②
まず再現すると言う部分においては実はそんなに難しくもないのですが
弱虫ペダルの世界観を観ていてもおおよそ10年位前の2010年頃の機材が多く見られます。
当時(弱虫ペダルの漫画連載始まり)の古いパーツ、コンポーネントにおいては
(SHIMANO DUA-ACE 7900系列)を探して組む事も出来ます。
このRIDLEY LIZではSHIMANO DURA-ACE 9000系列の105(5800系)で
アッセンブル(組立)されています。
弱虫ペダル当時であればSHIMANO DUA-ACE 7900系列 SHIMANO 105(5700系)なので
何年も経った今では更に新しいパーツが出ています。
手に入れたバイクにアッセンブルされたコンポーネントでも当時のパーツでないのなら
新たにアッセンブリーし直すのも良いでしょう。
まずはコンポーネント以外のパーツからカスタマイズしていこうと思います。
まずディレイラーハンガーを交換します。
右:RIDLEY純正
左:サードパーティ製(Wheels Manufacturing Derailleur Hanger 87)
元々付いていた純正は別に悪くもありません。
CNCの削り出しでアルマイトされた物が好きなのでそちらに交換します。
完成車に採用されているディレイラーハンガーでの多くは鋳造で作られている事が多いのですが
製造時の金型も抜き作業や使用回数で痛みが起こり制度も落ちます。
このディレイラーハンガーではアルミの塊(インゴット)からCNCマシンで削り出しで
形を作り出してアルミ無垢では酸化するので表面酸化処理のアルマイトが施されています。
精度が良く個体差のバラつきが少ないが特徴です。
多くの場合2024、6061のアルミが使われる事が多いです。
何度も言いますが鋳造が悪い訳ではありません。
たとえ新品でもアライメントツールでチェックは行います。
ディレイラーハンガーがいくら精度が良くても取り付ける土台が曲がっていては意味がないので
シートクランプが純正では4ZAのブラック
RIDLEY DAMOCLESでは「ISP」
LIZをISPには出来ないので見た目をそれっぽくする為に
シートクランプをフレーム、シートポストと同色のホワイトにする方法が
もっとも簡単に出来る方法と考えられます。
そこで
Caebon-Ti X-Clamp
ホワイトカラーのシートクランプを調べると国内で比較的に容易に手に入るものとしては
DIXNA バンテージクランプが直ぐに出て来ますが物としては純正と生産元が同じで
DIXNAロゴが入ったホワイトカラーの物となりますが見た目に目立たない方が良かったので
可能な限り小さく纏まった物としてこちらのCarbon-Tiの物を採用してみた。
フレーム、シートポストのホワイトと少し色味は違いますが
ブラックに比べれば明らかな差です。
引いて見た感じだと分かり辛くそれ(ISP)っぽく見えるかは人によると思いますが
私はそれっぽいと思ってます、うん。
コンポーネントの一部としては心臓部分も変更したいと思います。
BB(ボトムブラケット)
SM-FC7800
SHIMANOのロードバイクコンポーネントで初めての2ピースクランク(ホローテック2)用に
開発されたDURA-ACEのBB
この頃は型番がBBではなくFCでした。
私が経験した中ではこのBBがSHIMANO純正では一番回るBBでした。
今回このBBは
そのまま使わず分解します。
このBBではHICのベアリングが採用されています。
6605RDと言う聞きなれないサイズですが
外形37mm
内径25mm
幅6mm
と言う特殊サイズ
しかも片側開放となっています。
おそらくこれ専用に製造して貰ったのでしょう。
外形、内径は6805と同じですが
幅が6805では7mmになります。
6mmにした理由ですが
中に入るシールとカバーの厚み分を逃がす為の様です。
ベアリングがセットされるシェルを1mm深くすれば良かったのではと思ってしまいますが
可能な限りベアリング位置を外に配置して
スピンドルの軸受け位置の幅を広く取りたかったのでしょう。
このベアリングを交換します。
もちろん6605RDなんて手に入りませんから他の工業ベアリングで対応します。
「なんてなめらか」でお馴染みのNTNを採用しました。
NSKと悩みましたが今回はNTNです。
NTN 6805LLB
両側非接触ゴムシール型ベアリングです。
開放も考えましたが今回は非接触を採用しました。
6mmだった所に7mmを入れたので
他社のダストカバーを加工して取り付けました。
KCNCの物にしたかったのですが在庫切れだったので
TOKENの物を外して加工しました。
回転は良好
前回の記事でも書いてますが
BBシェルの面出し(フェイス)とネジさらえ(タップ)は行ってあります 。
セラミックベアリングは確かによく回りますが
通常のスチールベアリングでもグレードが高い物なら良く回ります。
セラミック使っても良かったのですがコレやってみたかった
と言うのが本音です。
次回はホイール
元々付いていたのはSHIMANO WH-RS010
SHIMANO WH-RS100にしようと思っていたのですが
ちょっとREYNOLDSの面白いホイールが手に入ったので
それを使ってみたいと思います。
弱虫ペダルに登場した自転車を組んでみたい。①
弱虫ペダルに登場した自転車を組んでみたい。②
まず再現すると言う部分においては実はそんなに難しくもないのですが
弱虫ペダルの世界観を観ていてもおおよそ10年位前の2010年頃の機材が多く見られます。
当時(弱虫ペダルの漫画連載始まり)の古いパーツ、コンポーネントにおいては
(SHIMANO DUA-ACE 7900系列)を探して組む事も出来ます。
このRIDLEY LIZではSHIMANO DURA-ACE 9000系列の105(5800系)で
アッセンブル(組立)されています。
弱虫ペダル当時であればSHIMANO DUA-ACE 7900系列 SHIMANO 105(5700系)なので
何年も経った今では更に新しいパーツが出ています。
手に入れたバイクにアッセンブルされたコンポーネントでも当時のパーツでないのなら
新たにアッセンブリーし直すのも良いでしょう。
まずはコンポーネント以外のパーツからカスタマイズしていこうと思います。
まずディレイラーハンガーを交換します。
右:RIDLEY純正
左:サードパーティ製(Wheels Manufacturing Derailleur Hanger 87)
元々付いていた純正は別に悪くもありません。
CNCの削り出しでアルマイトされた物が好きなのでそちらに交換します。
完成車に採用されているディレイラーハンガーでの多くは鋳造で作られている事が多いのですが
製造時の金型も抜き作業や使用回数で痛みが起こり制度も落ちます。
このディレイラーハンガーではアルミの塊(インゴット)からCNCマシンで削り出しで
形を作り出してアルミ無垢では酸化するので表面酸化処理のアルマイトが施されています。
精度が良く個体差のバラつきが少ないが特徴です。
多くの場合2024、6061のアルミが使われる事が多いです。
何度も言いますが鋳造が悪い訳ではありません。
たとえ新品でもアライメントツールでチェックは行います。
ディレイラーハンガーがいくら精度が良くても取り付ける土台が曲がっていては意味がないので
シートクランプが純正では4ZAのブラック
RIDLEY DAMOCLESでは「ISP」
LIZをISPには出来ないので見た目をそれっぽくする為に
シートクランプをフレーム、シートポストと同色のホワイトにする方法が
もっとも簡単に出来る方法と考えられます。
そこで
Caebon-Ti X-Clamp
ホワイトカラーのシートクランプを調べると国内で比較的に容易に手に入るものとしては
DIXNA バンテージクランプが直ぐに出て来ますが物としては純正と生産元が同じで
DIXNAロゴが入ったホワイトカラーの物となりますが見た目に目立たない方が良かったので
可能な限り小さく纏まった物としてこちらのCarbon-Tiの物を採用してみた。
フレーム、シートポストのホワイトと少し色味は違いますが
ブラックに比べれば明らかな差です。
引いて見た感じだと分かり辛くそれ(ISP)っぽく見えるかは人によると思いますが
私はそれっぽいと思ってます、うん。
コンポーネントの一部としては心臓部分も変更したいと思います。
BB(ボトムブラケット)
SM-FC7800
SHIMANOのロードバイクコンポーネントで初めての2ピースクランク(ホローテック2)用に
開発されたDURA-ACEのBB
この頃は型番がBBではなくFCでした。
私が経験した中ではこのBBがSHIMANO純正では一番回るBBでした。
今回このBBは
そのまま使わず分解します。
このBBではHICのベアリングが採用されています。
6605RDと言う聞きなれないサイズですが
外形37mm
内径25mm
幅6mm
と言う特殊サイズ
しかも片側開放となっています。
おそらくこれ専用に製造して貰ったのでしょう。
外形、内径は6805と同じですが
幅が6805では7mmになります。
6mmにした理由ですが
中に入るシールとカバーの厚み分を逃がす為の様です。
ベアリングがセットされるシェルを1mm深くすれば良かったのではと思ってしまいますが
可能な限りベアリング位置を外に配置して
スピンドルの軸受け位置の幅を広く取りたかったのでしょう。
このベアリングを交換します。
もちろん6605RDなんて手に入りませんから他の工業ベアリングで対応します。
「なんてなめらか」でお馴染みのNTNを採用しました。
NSKと悩みましたが今回はNTNです。
NTN 6805LLB
両側非接触ゴムシール型ベアリングです。
開放も考えましたが今回は非接触を採用しました。
6mmだった所に7mmを入れたので
他社のダストカバーを加工して取り付けました。
KCNCの物にしたかったのですが在庫切れだったので
TOKENの物を外して加工しました。
回転は良好
前回の記事でも書いてますが
BBシェルの面出し(フェイス)とネジさらえ(タップ)は行ってあります 。
セラミックベアリングは確かによく回りますが
通常のスチールベアリングでもグレードが高い物なら良く回ります。
セラミック使っても良かったのですがコレやってみたかった
と言うのが本音です。
次回はホイール
元々付いていたのはSHIMANO WH-RS010
SHIMANO WH-RS100にしようと思っていたのですが
ちょっとREYNOLDSの面白いホイールが手に入ったので
それを使ってみたいと思います。
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